Ce que je voulais faire
2014-04-18


今年何を手に入れたいか、何を実行したいかを、いつかブログに書き出したと記憶している。
そのうちの、「母とミュンヘンに行く」はとうてい実現不可能のようである。彼女の状態はだんだん下降している。特別機をチャーターできる身分ならともかく、搭乗手続きやら出入国管理やら、ウチを出てから目的地へ着くまでのもろもろを頭の中に箇条書きにするまでもなく、無理だ、無理。歩行困難な母には平坦なフロアでもハードルが高く、手首の壊れた私には、母を載せた車椅子と自分の荷物の両方をコントロールするのは耐えられない。そんなわけでこれは脱落。

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「魔法のようにしゅるるっと抜けるワインのコルク抜き」。いろいろなお店でいろいろなワインオープナーが売られているが、いったいどれが「魔法のようにしゅるるっと」コルクを抜いてくれるのか、全然わからないのでまだ入手できないでいる。
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「ミシンを修理に出す」。出したところで「夢見るお裁縫三昧の日々」には到達できないとわかっているので、今年中に実行できるか甚だ疑問。

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「退職」は実現してしまった(笑)。わーいわーい。毎日が日曜日♪
と、思いきや、あれもこれもあれもこれもで「会社辞めたらこれがしたい」と思っていたことがほとんど実現していないことに、ふと、呆然としているわたくし。
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勤め先の業務内容の性格上、繁忙のピーク時は寝る間も食う間も休む間もない。私の場合、いくつか抱えていた定期刊行物の制作のピークにくると日付が変わらないと帰れなかったし、ここんとこずっと母をほうっておけないからやむなく仕事を持ち帰って家で明け方までに仕上げるとか、母を寝かしつけてから職場に戻るとか、そんなことが数日続く。でも、3、4年前までは、そんな日々がローテーションで巡ってくる生活でも、一日眠りこけたら疲れがとれた。仕事が閑散とする時期もローテで巡ってくるので、その間にほげーっとすることで、また巡ってくるキツい時期を乗り越えられた。しかし、3年くらい前から疲れがとれなくなり、不眠を引きずるようになり、突然起き上がれなくなるなど普段の生活に支障が出始め、そうした支障はいろいろに工夫して一時的にはやり過ごせても、また無理が生じる。

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だから、退職してやりたかったことは、とてもたくさんある。
仕事にかまけて、ほんとうに何もできない日々を過ごした。長く過ごし過ぎた。

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●毎朝門掃きしたい。水を打ちたい。

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[どうらく]

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