Il faut continuer a dire NON !!!
2013-11-26


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採決が始まり、衆院国家安全保障特別委員会で委員長席に詰め寄る野党議員。左奥は森雅子特定秘密保護法案担当相=国会内で2013年11月26日午前11時13分、小出洋平撮影

<秘密保護法案>衆院特別委で可決 与党強行
毎日新聞 11月26日(火)11時38分配信

 自民、公明両党は26日朝の衆院国家安全保障特別委員会の理事会で、同日午前の特定秘密保護法案の審議終了後に採決し、同日午後の衆院本会議に緊急上程することを提案した。採決に賛成しているみんなの党を除き、慎重審議や廃案を求める民主党、日本維新の会など野党各党は反対した。また同日午前、与党と日本維新の会、みんなの党の4党による修正案に対する特別委での質疑が安倍晋三首相らが出席して行われた。与党は審議後に緊急動議を提出して起立多数で採決を強行し、与党とみんなの党の起立による賛成多数で可決した。同日中に同法案を衆院通過させる方針だ。

 安倍首相は「早期に法案が成立するよう努力する」と述べ、今国会成立への意欲を強調した。一方、維新などが求めている特定秘密指定の妥当性をチェックする第三者機関の設置については「法案成立後に内閣官房に準備室を設置し、必要な検討を始める。その検討結果を踏まえ、具体的な措置を講じる。私は設置すべきだと考えている」と述べた。維新は制度の詳細を説明するよう求めていた。

 与党側は、この日の特別委の審議が全国にテレビ中継されていることを考慮。「首相がいる場で採決を強行する姿を国民に見せてはまずい」(自民党関係者)として、質疑を終えて首相が退席した後のタイミングで採決を強行した。

 維新の国会議員団は26日午前、国対役員会などで対応を協議した。松野頼久幹事長は「なぜこんなに急ぐのか分からないという国民の声を、しっかり受け止めるべく行動していきたい」と強調。「合意に基づかない採決は応じられない。特別委(採決)は欠席になる。本会議も欠席になる」と述べた。特別委の質疑に出席した上で退席した。

 政府・与党は参院に法案を送付し、会期末の12月6日まで約1週間の「スピード審議」で成立を狙う。しかし与党内には安倍政権の強引な国会運営を懸念し、「対決型法案だけに会期延長なしで成立は難しい」(幹部)との指摘も残る。

 秘密保護法案は、特定秘密を「漏えいが安全保障に著しい支障を与えるおそれがあり、特に秘匿が必要なもの」と定義。(1)防衛(2)外交(3)特定有害活動(スパイなど)防止(4)テロ防止−−の4分野で、閣僚ら行政機関の長が指定する。特定秘密を漏らした公務員は最高10年の懲役が科される。

 一方、法案には「国民の知る権利」「報道の自由」に配慮するとしているが、「著しく不当な方法」による取材は処罰対象となる。

 また、みんな、維新両党と与党の修正合意で、特定秘密の指定が30年を超える場合は内閣の承認が必要とした政府案に、60年を超えた特定秘密指定は原則解除する規定を追加。しかし暗号などの例外7項目も盛り込まれ、半永久的に不当な指定が続く可能性がなお残っている。また特定秘密の指定などを監視する第三者機関の設置検討を付則に新たに盛り込んだ。【高本耕太、阿部亮介】


※毎日新聞からの引用ついでに、少し前の記事だけどコピペ。『原発ホワイトアウト』、全国民必読書だぞ。


特集ワイド:特定秘密保護法は霞が関を劣化させる 覆面官僚作家が警告
毎日新聞 2013年11月19日 東京夕刊

「知る権利」を揺るがす特定秘密保護法案は今週、衆院を通過する見通しが強まっている。情報を独占する霞が関からはどう映るのか。9月に原発行政と電力業界の闇を描いた小説「原発ホワイトアウト」(講談社)を出版した現役キャリア官僚の覆面作家、若杉冽(れつ)さんに聞いた。【吉井理記】

首都圏某所。木枯らしが街を吹き抜ける午後、覆面官僚作家は約束の場所に時刻きっかりに現れた。あいさつもそこそこに語り始めた。


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[まがじん]

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