Si on a encore le temps...
2011-05-01


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NHKのBS「世界のドキュメンタリー」でチェルノブイリ事故25年特集をやる。何週か続くようなので、視られる環境にある人には視てほしい。

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その続きには四川大地震のこともやるんだね。
ぜひこちらの写真家さんのサイトも覗いてください。

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左下のINDEXに触れると目次が現れるので、チャイナ・アースクウェイクをクリック。

いつの時代もどこの土地でも、何か重大なことが起こったときに犠牲になるのは子どもたちだ。中国政府もまさかそんな大地震が来るなんて思ってなかっただろうが、まったく耐震を考慮せずに学校が建設されてたなんて、なんでよりによって学校なんだって、普通の人間は思うんだけど、子どもをアリンコ程度にしか考えていない(だって、子どもだから。いまんとこ納税者じゃないし。死んだらまた産みゃあいいんだし。って程度の認識の)人たちが国を司っているとこういうことになる。誤解を恐れずに言えば、高齢者よりも子どもを大事にする仕組みが整ってなくちゃ国は滅ぶ。子どもを大事にったって過保護のかほちゃんになっちまったらダメなんだけど、どうもごく一部の勘違い層はかほちゃん化していて、そうでない一部は高齢者にばかりパワーとマネーをつぎ込んでいて、二の次三の次、果てはないがしろにされるのが子どもたちである。

年間20ミリシーベルトまでオッケー?
初めてその文言を目にしたとき20マイクロの間違いじゃないのかと目を疑った。でもそうじゃなかった。
どういうことなんだよ、ねえねえ、武田先生なんとか言ってくださいよ(なんて言わなくても武田先生は連日爆言中だが)、と恐怖に脳みそがシェイクしそうだったが、そしたらなんとかいうお名前のナオトカンのご意見番が辞任した。泣きながら。

かっちょわるー! ナオトカン&his friends!

私は日本の総理大臣に聡明さとか敏腕とかリーダーシップを求めたことはかつて一度もない。私が物心ついてからそうした総理大臣は皆無だった。若干頭の良さそうな方はおられたが、その方とて任期半ばで急死なさったので職務全うできなかった。憎らしいけど仕事できるやんと思われたおっさんは足許すくわれてコケたし。颯爽と現れては、途中で嫌になって辞めたり、実は町内会長みたく回り持ちでその座に座ったけど何もできない人だったとバレてスゴスゴ退陣とか、そんなのばかりだったから、総理大臣というのは仕事しないヤツが座るもんだと思ったし、国民が選ぶことができない以上、町内会隣組長程度の、あの人らがええと思て決めはったんやさかいほっとこ、くらいにしか思えない、と言っても罪はないだろう。だが、そんなスカタンでも外へ出て行く。国家元首としてよその国の人と会う。私は選挙権を得た頃から海外旅行を楽しむことを覚えたが、痛感したのは、アホでもいいからかっこいいヤツに首相であってほしいということだった。アホやけどスーツの着こなしが決まってる。なんもできひんけど演説させたら声がいい。そういう人に外交の現場とか首脳会談とか外遊とか行ってほしい。切にそう思った。よその国の国家元首は、当の国民はどう思っているかはしらないけど、イカして見えたのだった。
もちろん、そのように「アホやけど見た目かっこいい」首相すらいた試しはない。ないが、せめて本人はアホでもまわりがなんとかしてかっこよく見繕ってやれよ。なのに、いつだってどんな政権だって、日本の首相&his friendsはサイテーである。

今日、日曜日だった。書評欄を見ていると、
『まだ、まにあうのなら―私の書いたいちばん長い手紙』が紹介されていた。甘蔗珠恵子さんの、まるで今日を予言したような手紙。

でも、間に合わなかったよ。間に合わなかった。

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[おもったこと]

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