むちゃくちゃしんどい、ので
2008-10-08


玄田さんが確信をもって各地で発言していることに「子どもの頃に希望をもっていた人のほうが大人になってやり甲斐のある仕事に就いている率が高い」というのがあるが、それは、けっきょくそういうことなんだろうと思う。彼が言っているのは具体的な職業希望のことだけど、ささやかなことであれ、何も望まない生活よりも、望んで望んで、手に入らないもどかしさや挫折や失望も経験しつつ、望み抜いてゲットした感激も時に味わいながら暮らしていくほうが、きっと人は成長する。そういうことなんだ。

私は人の親だから、子どもについても希望はある。そうした希望を、口に出して、よく言う。「子どもは親の希望どおりには、ならないんだよ」なんて、近頃はヤツも偉そうに反発する。それでも「あんたが好きなように」「悪いことさえしなければ」とか思っていてもいわないようにしている。★★(←我が家のある町内会の名前や近所の商店街の名前)の星になれ!とかいって笑われる(笑)が、過剰な期待ではなくてささやかな希望を子どもにもっているってことを、つねづね伝えたほうがいいと思う。

あー、ちょっとばかし気持ちが前向きになったよ(笑)。

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