5月1日、ニコラはトロカデロ広場で演説をしたらしい。
演台には「強いフランス」と書かれている。ラ・フランス・フォルト。それを揶揄して「ラ・フランス・フロテ」(la France frotte=摩耗するフランス)なんていう謳い文句のキャンペーンが張られたりもしている。なんにせよ、ダメなもんはダメである。思うにニコラ君は、こういう背景が全然似合わないというのがもう共和国大統領として致命的である。似合う似合わないで政治家の資質を云々すべきではないかもしれないが、いやどうして、かなり重要だぞ。見た目重視のワタクシとしてはだから最初からニコラ君はアカンっていうてたやんか。
このほどさようにエッフェル塔が美しく見える広場で、なんとまあ。こうして下から撮ってもらわんと大きく見えないのが悲しい。いや、そんなことを悲しがられてしまうところがたいへん悲しい。
しゃーから、アカンもんはアカンってば。
でも、だからって、5年前に、もしセゴレーヌちゃんが勝っていたとして、セゴレーヌちゃんがこの背景に耐えたかというと,ノンだろうな。
だからってだからって、セゴレーヌちゃんの元夫のフランソワが似合うわけないのは、ほれ、このとおり。この人普通のおじさんにしか見えへんし。え、なんとか銀行の支店長さんちゃうの、つーかんじ。
サルコジVSオランド、決選投票は5月6日である。
もしかしてこの人だったらサマになったかもしれないのになあ、とこっそり思っていたんだが、しょぼくれちゃって、だみだこりゃ。ご存じDSKざんす。
よそんちの選挙なんざあどうでもよいから、じぶんちの政治についてもっと憂えたらどう?なんて声が聞こえてきそうである(笑)。野田さんとか岡田さんとかが前に座ったはるあいだはなんぼ関心持ちとうても持てしまへん。ウチは小沢さんがもっとゴリゴリバキバキ動いてくれはらんとおもろないと思てます。けど、そんなん、もうおへんやろ。そやさかいもうよろしおす。となぜか京都弁モードに走ってしまったが、その理由は三軒隣に野田さんというおばちゃんが住んでいるからつい野田さんというと思考が町内会モードになる私なのである。
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