Elle etait juste une des petits rats...
2011-08-19


他にもトウシューズ売ってる店はあるでしょうに、といわれるかもしれないが、私たち母娘がとりあえず動ける範囲で買いに行けるあらゆる店でフィッティングを繰り返し、稽古で試しては替え、試しては替えて、いま注文している店はようやくたどり着いた、ジャストフィットのシューズをつくっている店なのである。しかもこの店のオリジナル製造品なので他店にはないのだ。
グリシコやカペジオといった海外メーカーの既製品なら、どんな店でも年に2回は叩き売りバーゲンをするし、インターネットなら年中安く手に入る。だいたい4,000〜5,000円台が主流だ。そうした既製品に足が合えば苦労はないが、残念ながら超成長期(笑)の娘の足はフィッティングごとにサイズが微妙に違ったし、早くから土踏まず矯正治療を続けていることもあって、足を(トウシューズに限らずどんな靴であれ)入れるたびに感覚が異なるというし、陸上で酷使して傷害もでていたし、などなど複合的多層的理由のもと、「あ、これ24.5cmね、足幅も足回りも合いそうだわ、これまとめて買っちゃえ」というふうには一度として買えなかったし今後も買えそうにないのである。

夏場の購入は気をつけないとなあ、というのが今回の教訓だが、なんにせよ店から連絡がないのは困ったもんである。5足分の予算35,000円は使い込まないように別にとってあるんだけど(笑)。


パリ・オペラ座バレエ学校の幼い生徒たちのことをles petits ratsという。レ・プチ・ラと発音する。最後の「ラ」は限りなく「ハ」に近い発音である。小さなネズミたちという意味である。バレエ学校の廊下やスタジオをちょこまかうろうろする様子を表現したものだ。わが娘も、いまの教室で最初に経験した全幕バレエでは、主人公の少女の夢に出てくる小さなネズミの役をもらった。それから十年が過ぎ、ネズミというにはあまりにもでかくなりすぎた娘は、飼い猫にも教わった(笑)ステップ pas de chat(パ・ドゥ・シャ。saut de chat ソ・ドゥ・シャともいう。「パ」はステップ、「ソ」はジャンプ)を少しは華麗に踏めるようになった。毎回「元気な」演目だったが、9月の発表会ではかなり「エレガントな」演目を踊る。チャレンジの巻、である。

シューズ来い来い、早く来い〜〜〜


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[ねこ]

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