【転送歓迎】チェチェンイベント情報 2007.11.01
今回のニュースは、次のURLから写真入りで見ることができます。
[URL] (HTML版) 発行部数:1668部
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■編集室より:
すっかり秋らしい日が続くこの頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。今月はチェチェン関連のイベントが次々と企画されています。今回のイベント情報では、『踊れ、グローズヌイ!』上映会+講演会、「日本の報道写真家たち-世界の戦場から-」、「アンナ・ポリトコフスカヤ暗殺とチェチェン戦争」、「アレクサンドル・リトビネンコ追悼集会-ロシアの闇とチェチェンの平和を考える-」を中心に、各種イベントのお知らせをお届けします。
クルド難民関連の朗報もあります。10月30日の参議院法務委員会で、民主党の今野東議員がクルド難民問題について大きく取り上げました。今野議員をサポートし、難民問題に対する市民の関心を国会に伝えるためにも、ぜひフィードバックをお願いします。(邦枝律/チェチェンニュース)
■『踊れ、グローズヌイ!』上映会+講演会
まずは、『踊れ、グローズヌイ!』の上映会と講演会のお知らせから。11月4日(日)には茅ヶ崎市で、11月10日(土)には広島で、12月8日(土)には町田で、『踊れ、グローズヌイ!』の上映会が開催されます。今回は、このうち林克明さんの講演がある広島の上映会の詳細をお送りします(その他の上映会については、アムネスティの以下のサイトをご覧ください)。
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林さんの近著『プーチン政権の闇 チェチェン戦争/独裁/要人暗殺』は、高文研のサイトよりお買い求め(立ち読みも)できます。
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●広島:チェチェン、そしてロシアを知る。
映画『踊れ、グローズヌイ!』(2002年作品、75分)の上映/林克明氏(ジャーナリスト)のお話
林克明(はやし・まさあき)氏のプロフィール:1960年長野生まれ。1995年以降、15回以上、チェチェンに入り取材を行なう。著書に『カフカスの小さな国 チェチェン独立運動始末』(第3回小学館ノンフィクション大賞優秀賞)、写真集『チェチェン 屈せざる人びと』(岩波書店)などがあり、この9月には『プーチン政権の闇 チェチェン戦争/独裁/要人暗殺』(高文研)が刊行された。
日時: 11月10日(土)午後1時30分から4時30分まで
場所: 広島カトリック会館 多目的ホール
(広島市中区幟町4-42 世界平和記念聖堂の隣の建物です)
資料代等: 1,000円(学生800円)
主催:(社)アムネスティ・インターナショナル日本ひろしまグループ
問い合わせ先:090-3177-7336(野間)
予約は不要です。また、カトリック会館への問い合わせはお控え下さい。
2006年10月7日、ロシアの『ノーバヤ・ガゼータ』紙の記者、アンナ・ポリトコフスカヤさんが射殺されているのが発見されました。彼女は1999年から命がけでチェチェンを取材し、プーチン政権と現地のカディロフ首相を批判しつづけてきました。アムネスティや様々な人権団体がこの暗殺を非難し、真相の究明を訴えてきましたが、まだ解明はされていません。