それからどうなった?シリーズ その4。金魚

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儚い預言者 ― 2010-08-19 00:33
夜を亘る風の囁きが、心の中に灯されている祈りの風景を送り火にして、夫々の抱いた炎の軌跡に、永遠の夢を照らす。
〓〓いのちが輝く。帳の合間にも報せを齎すように。置き忘れた記憶を照らすように。夢が変化しても、変わらない真実に気づくようにと。
〓〓灯火に照らされた世界に、新しい一日と、豊穣なる夢を授けて、夏の終りは、永遠との挨拶であったと、暑い夜を心の囁きに木霊させるのだ。

〓〓 〓よるふかき
〓〓 〓ほのおのゆくえ
〓〓 〓あさきゆめ
〓〓 〓とわにこだまと
〓〓 〓ともしびおくる

〓〓声がした。恋人達の囁きでもなく、祭囃子の掛け声でもない。しかし確かに聞こえるのだ。もっとよく聞こうとすれば、するほど遠ざかる。そう、耳からではなく、心の囁き、呼び声である。普通であれば、気にすることもなく、日常の雑事に自分の拘りをぶつけているのに、何故か、静かなる夢が何時ものとおりと、投げかけてくれている。
〓〓非日常と日常の違いは、思うほど差はない。けれども、決して混ざらない約束があるように、昼と夜のように巡るのだ。

〓〓送り火が静かに消えていった。いのちという不思議が世界を彩り、夢の形を象った記憶を残して、息するという奇跡を日常に築いていった。

〓〓余りに短く、永遠のように、儚く過ぎて。
儚い預言者 ― 2010-08-19 12:15
「送り火」

〓〓夜を亘る風の囁きが、心の中に灯されている祈りの風景を送り火にして、夫々の抱いた炎の軌跡に、永遠の夢を照らす。〓
〓〓いのちが輝く。帳の合間にも報せを齎すように。置き忘れた記憶を照らすように。夢が変化しても、変わらない真実に気づくようにと。
〓〓灯火に照らされた世界に、新しい一日と、豊穣なる夢を授けて、夏の終りは、永遠との挨拶であったと、暑い夜を心の囁きに木霊させるのだ。

〓〓 〓よるふかき
〓〓 〓ほのおのゆくえ
〓〓 〓あさきゆめ
〓〓 〓とわにこだまと
〓〓 〓ともしびおくる

〓〓声がした。恋人達の囁きでもなく、祭囃子の掛け声でもない。しかし確かに聞こえるのだ。もっとよく聞こうとすれば、するほど遠ざかる。そう、耳からではなく、心の囁き、呼び声である。普通であれば、気にすることもなく、日常の雑事に自分の拘りをぶつけているのに、何故か、静かなる夢がいつもの通りと、投げかけてくれている。
〓〓非日常と日常の違いは、思うほど差はない。けれども、決して混ざらない約束があるかように、昼と夜とを巡行するのだ。

〓〓送り火が静かに消えていった。いのちという不思議が世界を彩り、夢の形を象った記憶を残して、息するという奇跡を日常に残していった。

〓〓余りに短く、永遠のように、儚く過ぎて。
midi ― 2010-08-21 08:37
預言者さま
いつもご贔屓にドモです。
今回も間違い探しですか? うーむ(笑)

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